軽度知的障害の特徴と3つの接し方ポイントと有効な勉強方法をお伝えします!
軽度知的障害の特徴は?
- 読み書きや計算などの学習面で水準より遅れる
- 言語や会話が未熟、コミュニケーションが困難
- 気持ちや行動をコントロールしにくい
- 基本的な身の周りの事は問題なくできるので気付かれにくい
放っておくと社会で生きづらくなってしまうので、早期発見&支援が重要です!
心配な時は、地域の保育センターや子育てセンターなどに相談を!
3つの接し方ポイント!
1.コミュニケーションが難しい事を理解する
気持ちを伝える事が難しく、反対に子どもの気持ちを理解することも難しいので、まずは伝える内容を絞り、できるだけ分かりやすい言葉で繰り返し話すようにしましょう。
簡潔に分かりやすく!
2.制御できない動きや声があることを理解する
どんなに注意しても体を動かしたり、奇声を発したりすることがあります。
これは、子供自身でもどうしようもないものなので、周囲が理解し無理に押さえつけたり、厳しく注意しないようにしましょう。
感情や行動のコントロールが苦手なので、注意してもきかなかったり癇癪をおこすこともあります。
むやみに叱ったり、逆に放っておくのはNG!
3.禁止ではなく指示が有効です
「~してはいけない」と禁止すると、不安を高めパニック状態になってしまいます。
言い方を変えて、「~しましょう」「~します」の様にするべき行動を指示するようにしましょう!
有効な勉強方法はあるの?
知的障害は軽度であればあるほど、幼少期の発見が難しい側面があります。 軽度知的障害は小学校に入学してからわかることが一般的です。
そして軽度知的障害の子が勉強できない、というわけではありません。
勉強できないというよりも、他の子よりも理解がゆっくりだったり、集中力が続きにくかったりするだけです!
もちろん結果的に勉強が遅れ気味になるかもしれませんが、自分のペースで勉強していけばちゃんと勉強できるようになりますよ!
例えば、時間を覚える時も「8時だよ」と時間だけを伝えるのではなく、「今は8時だよ、朝ごはんの時間だね!」の様に、経験と一緒に学ぶ事でより学びが楽しいものになります!
勉強は経験と共に教える事と、繰り返しその子のペースでやる事がポイントになります!