【軽度知的障害】子どもへの3つの接し方ポイント!

こども
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軽度知的障害の特徴と3つの接し方ポイントと有効な勉強方法をお伝えします!

知的障害とは、発達期(およそ18歳)までに生じた知的機能の遅れにより

社会生活での適応能力に制限がある障害です。

最重度・重度・中度・軽度の4段階があり、知的障害は知的能力と適応能力を総合して判断します。IQが低いだけで判断はできません!

軽度はIQ50~69で、自立やコミュニケーションは正常~やや遅れがあります

 

軽度知的障害の特徴は?

  • 読み書きや計算などの学習面で水準より遅れる
  • 言語や会話が未熟、コミュニケーションが困難
  • 気持ちや行動をコントロールしにくい
  • 基本的な身の周りの事は問題なくできるので気付かれにくい
ポイント

放っておくと社会で生きづらくなってしまうので、早期発見&支援が重要です!

心配な時は、地域の保育センターや子育てセンターなどに相談を!

3つの接し方ポイント!

1.コミュニケーションが難しい事を理解する

気持ちを伝える事が難しく、反対に子どもの気持ちを理解することも難しいので、まずは伝える内容を絞り、できるだけ分かりやすい言葉で繰り返し話すようにしましょう。

ポイント

簡潔に分かりやすく!

2.制御できない動きや声があることを理解する

どんなに注意しても体を動かしたり、奇声を発したりすることがあります。

これは、子供自身でもどうしようもないものなので、周囲が理解し無理に押さえつけたり、厳しく注意しないようにしましょう。

感情や行動のコントロールが苦手なので、注意してもきかなかったり癇癪をおこすこともあります。

ポイント

むやみに叱ったり、逆に放っておくのはNG!

3.禁止ではなく指示が有効です

「~してはいけない」と禁止すると、不安を高めパニック状態になってしまいます。

言い方を変えて、「~しましょう」「~します」の様にするべき行動を指示するようにしましょう!

有効な勉強方法はあるの?

知的障害は軽度であればあるほど、幼少期の発見が難しい側面があります。 軽度知的障害は小学校に入学してからわかることが一般的です。

そして軽度知的障害の子が勉強できない、というわけではありません

勉強できないというよりも、他の子よりも理解がゆっくりだったり、集中力が続きにくかったりするだけです!

もちろん結果的に勉強が遅れ気味になるかもしれませんが、自分のペースで勉強していけばちゃんと勉強できるようになりますよ!

例えば、時間を覚える時も「8時だよ」と時間だけを伝えるのではなく、「今は8時だよ、朝ごはんの時間だね!」の様に、経験と一緒に学ぶ事でより学びが楽しいものになります!

ポイント

勉強は経験と共に教える事と、繰り返しその子のペースでやる事がポイントになります!

 

 

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