今回はADHDっ子の二つの特性に着目したアドバイスになるよ!
特性①集中力が続かない(すぐ気が散っちゃう)
特性②登場人物の心の変化を読み取るのが苦手
今日は、そんな特性があっても国語力を伸ばすポイント3つを教えちゃいます
1.お子さんに合った問題集を使っているかな?
お子さんのレベルに合った問題集を選び使うことは、とっても大切です(^^♪
お子さんにピッタリな問題集を使う事で、着実に勉強を進める事が出来ますし、何より本人が苦手意識なく国語に向き合う事が出来ますね。
問題集もたくさんあるので選ぶのに悩みますね…
レベルが合ってるならサイズや2色使いのもの、切り離せる問題集もあって書き込みやすいですよね~!あとはお子さんの好きなキャラクターなどで選ぶのも良いでしょう!
頑張れる要素はお子さんによって違うので、お子さんと一緒に使いやすい問題集を選ぶのが〇
もし選んだ問題集が難しそうだと感じたら、無理せず下の学年用の問題集を買いなおしましょう。
レベルの見極めが難しいと感じるかもしれませんがそんな時は、今の学年の教科書を音読してみて漢字でつまずいたり、何が書かれているか内容の理解ができていない様なら、簡単な問題集を解いてみたり、下の学年の問題を購入するの事で頑張りを持続する事が出来ます。
一旦勉強の苦手意識がつくと取り除くには大変ですから、そこは無理せずが鉄則です。
ADHDっ子は登場人物の心の変化、因果関係を理解したり読み解く事も苦手な傾向にあります!
だから、物語文を苦手(嫌い)と感じる子は多いですが、逆に説明文などは解ける事が多いですよ!
なので、文章の種類(問題の種類も)によっても解ける解けない!の振り幅はあると思います。
本人が一人で解けたと感じさせる事が本人の意欲につながるので、まずは得意そうな問題文から解いてみましょう。
2.文章を声に出して読んでみよう!
本文も問題文も両方音読すると、読む&聞く、五感を使うので理解が深まりますよ!理解が深まれば、登場人物の事も分かりやすくなります。
上手に読めなくても大丈夫!少々読み違えても大丈夫!と子供が感じる事で、頑張って読む事が出来ます(^^♪
だから、必要以上に注意して読み直ししなくても大丈夫ですよ~
子供が文章と接するという意味では、本の読み聞かせはとても有効です。
好きな絵本でも、何かの図鑑でも子供が楽しく興味のあるものを、一緒に読む時間を作ってください。国語力=読解力=読書力!
そして、読んだ後にどんな事が書いてあったのかを聞いてみてくださいね
物語文が苦手な傾向があるお子さんは、読んだ後に登場人物は誰?何人いた?など、理解度を見るクイズを出してみると楽しく、内容を整理できますよ。
3.問題を解く時には声掛けを!
お子さんが一人で問題を解こうとすると、すぐ気が散って席をたったり、他の音に気を取られる事ないですか?
問題を解いている時こそ声掛けが必要です。気が散りそうになったら、問題に向き合えるように隣で声掛けしましょう!
例えば、「一緒に読んでみようか?」「交代で読んでみよう!」「〇〇の辺りに書いてあったよね~」「どこで何してたって書いてあったかな?」など…
気が散る前にこっちに気持ちを向かせる事が大事ですね(^^♪
勉強時間にも配慮が大切!長時間集中するのが無理なら、30分ぐらい(お子さんの集中できる時間帯)の時間を区切ったり、問題の区切りまで解いて休憩を入れるなど、短時間×回数が良いサイクルですよ!
一旦、自分の世界に入っちゃうとなかなか呼び戻すのは大変です…
遠くから「やってるの~」「ちゃんと宿題やるのよ~」は声掛けではありません。
隣で見てるよ!のアピールをしつつ声掛けしてみましょう。
声掛け≠注意なので、やったかどうかではなく、問題に向き合えてるかどうかの確認を見てあげましょう
勉強後に楽しい遊び(息抜き)や美味しいジュースなど、何か楽しみにできるご褒美を用意するのも良いですよ!
ただ、明日や来週など先過ぎるご褒美は、ADHDっ子にとってはご褒美ではないのでご注意を(>_<)